2拠点生活 何から始めたらいいか?

2.想いや出来事を記録する

どんなことを書けばいいか?

①動機

なぜ、移住(2拠点生活)をしたいと思ったのか?
自分の思いや考えをノートに書き出してみましょう。

私の場合、50代を超え、サラリーマン生活の終わりが見えてきたことが一番の動機でした。
もともと自分で起業してみたいと思っていたのですが、なかなか決断する勇気がなく、
ずるずると時間が経過して気が付けば50代半ばにさしかかろうとしている。。。
元々、出世をしたいという欲もなく仕事をしていたのですが、サラリーマンとしての
自分の生き方に限界を感じるようになりました。

自分らしい生き方とは何か?を考えた結果が沖縄での2拠点生活だったのです。
もちろん、それがゴールだとは思っていませんが、今までとは違った生き方を選択し、
実際に新しいくらし方を始めてみることは私の大きな挑戦なのです。

②好きか、嫌いか?

移住(2拠点生活)をしたいと思っている場所が好きか、嫌いか?
合うか、合わないか?を確認する作業は絶対必要です。

もちろん、好きだからそこで生活してみたいと思うし、自分に合う場所だからそこで
その場所を選んだと思います。

ただ、どんな場所でも良い所があれば悪い所もありますし、便利なこともあれば
不便なこともあります。

移住(2拠点生活)をしたくてたまらない時は、悪い所や欠点、デメリットは目に
入りませんし、考えたくもないと思うことでしょう。

交際や結婚も同じで、付き合い始めた当初は相手の良い所しか目に入らず、悪い所は
見ないようにしているか、そんなに気にならないものです。

しかし、実際に結婚してみると相手の悪い所が見え始めて「そんなはずではなかった」と
なるわけです。

実際は、良い所ばかりの理想的な相手などいるはずもないと分かっているのですが、
いざ、好きになってしまうと恋は盲目状態になってしまうのです。

私が選んだ沖縄での生活も同じように「海さえあれば他は何もいらない」と思っていても、
実際に住んでみると日常の生活が待っているのです。

当たり前ですが、ここ大事です。

なので移住(2拠点生活)を成功させるためには、「好きな所」と同時に「嫌いな所」も
書き出しておきましょう。

それにより、後で「こんなはずではなかった」とならないことでしょう。
そのためにはある程度の時間も必要です。

「沖縄で生活したい」と思ったら、その後何度か訪れてみる。
それも同じ所ばかりに泊まったり、観光名所ばかりを訪れるのではなく、いろんな所に泊まってみる、観光以外の場所に行ってみることも大切です。

ちなみ私が沖縄の好きな所は・・・

きれいな海がいつでも見れる所

日本で異国の雰囲気を味わえる所

琉球王国という独自の歴史

赤い屋根の独特の建物

いつも温かいし、夏は涼しい所

人がやさしいところ

食べ物(沖縄ソバ、ステーキ、チャンプルー)

近隣の島々にフェリーで行ける

逆に嫌いな所、苦手な所は・・・

食べ物の味付けが単調なので飽きるかな・・・

虫が多い

朝、夕の渋滞が激しい

不法投棄されたゴミが多く景観が悪い

台風が多い 飛行機が飛ばなくなって予定が狂った まだ滞在中に大きな台風には遭遇していないが・・・

野菜をはじめ食品が高い 県外で作っているものは基本的に高い

そんな所ですかね

③移住(2拠点生活)までの出来事

3つ目は、移住(2拠点生活)を始めるまでの出来事とその時に思ったことを記録しておくということです。
新しい場所で新しいくらしを始めることはワクワク、ドキドキします。

実際に生活し始めてからではなく、そこに至るまでの出来事を記録しておくと一歩一歩、夢や目標に近づいている自分を感じてきます。
これは何も移住(2拠点生活)だけではなく、その他の目標に向かう場合も同じです。

夢や目標は、達成した時だけではなく、そのプロセスも非常に重要です。
ぜひ、移住(2拠点生活)のMyストーリーを記録として取っておきましょう。

私が最も思い出に残った「物件探し」

実際、アパートの物件を見に行った時の話しですが、Googleのナビで空きが出ている
物件を見て回ったのですが、ナビで最短距離を示してくれるのはありがたいことですが、
とても狭い道や山間部を通らされて「こんな所にアパートがあるの?」と思うような
変な道を1日中通らされ、一緒に物件探しをしていた奥さんと「今までの沖縄の
イメージが変わってしまった。本当に沖縄に移住したいのか悩むよね」とほとほと
疲れ果てました。

3日間ほどで20件くらいの物件を回ってなかなか良い物件が見つからず、疲れ果てて
沖縄を後にしました。

「もう移住は無理かな?もう一度考え直した方がいいかな」と思っていた時に、
沖縄の不動産会社から電話が入りました。
物件探しでは見学はしていないかったのですが、たまたま電話でキャンセル待ちを
していた物件が、キャンセルになって2番目にキャンセル待ちをしていた私に電話を
入れたとのことです。

沖縄では人気の物件はキャンセル待ちの登録をすることが多く4人待ちとか、10人待ち
とかもあります。
私たちが探していたのは1番は北谷町、でも北谷町は家賃が高く、安い物件が出ても
すぐに予約が入るため難しいとのこと。

実際、北谷町で2件、少し予算は超えますが物件を見つけたのですが、すでに予約済み、
またはキャンセル待ちが6件ありますとのことで「北谷町は無理かな」と思い、
うるま市や読谷村などを探していました。

でも全く見つからす・・・だったのがまさかの北谷町でのキャンセル待ちの電話・・・

築年数も5年目と新しい上に、駐車場も2台無料、しかも1階が駐車場なので台風が
来ても暴風対策になる、目の前にバス停がある、高台に位置し少し歩けば公園があり、
そこからアメリカンビレッジが一望できる。
それで1LDKで53,000円、共益費2,000円は他にはないだろうと「即決」しました。

すぐ契約申込をし、翌月12月に実際に物件の内覧をしに行きました。

多少、難点はあるものの次に同じような物件が出てくるかどうか分からないし、
キャンセル待ちで電話があったのも何かの縁かもしれないと思います。

難点として、
・車の往来が多く駐車場へ出し入れする際に注意が必要だということ
・買い物に行くには車がないと不便
・シャワーしかなく湯舟につかれない
・目の前に民家がありアメリカンビレッジや海の景色が見えない
・隣がピザ屋さんでピザを焼いた時の匂いが部屋の中に入ってくる。。。などなど

理想を言えばキリがないですがまずは沖縄移住、それも住みたいと思っていた
北谷町にアパートを借りることができたのは嬉しいことです。

とこんな感じで物件探しでの出来事や思ったことをパソコンに書き出しています。

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