2拠点生活 何から始めたらいいか?

1.やると決める

決めないと方法は見えてこない

「したい」と「します」の大きな違い



当然ですが「〇〇したい」と「〇〇したい」では、心理状態が全く違います。

私の経験として5年以上前から「いつか沖縄に移住したい」と思っていました。
そのためになるべく沖縄に旅行に行ったり、旅行をしながらここで住んでいる自分を
イメージしたりして準備しているつもりではいました。

「〇〇したい」という心理状態は、いつかできたらいいな、でもできないかもしれない
という思いがあります。
つまり、出来なかった場合の言い訳を準備している状態です。
初めから出来なかった場合をイメージしている訳ですから実現するはずもありません。
「自分なりに努力した」という行動も「これだけ頑張ったけど出来なかった」という
言い訳のための行動にしかすぎません。

「いつかできたらいいな」では、いつまでたっても実現しない。
「いつか」はいつまでも訪れないからです。

逆に、「〇〇します」という心理状態は、必ず実現する、必ず行動するという
心理的状態の現れです。
すでに「する」と決めているので、できるための方法を考える思考のスイッチが入ります。

 

成果=決意×方法



成果は、決意と方法の掛け算という言葉があります。
方法をいくら探しても決意をしなければ(決意がゼロであれば)成果は掛け算なのでゼロです。
また、「決意」すると方法は無限大に見つかるというものです。

≪方法が見つかってから決意する場合≫

たくさんの方法を調べますが、その情報は「できるか」「できないか)、
「やる」か「やらない」を決めるためのものです。
先ほどの「〇〇したい」と同じで「できなかった理由」を探しているようなものです。

≪決意してから方法を探す≫

すでに決意しているので後は「できるための方法を探す」ことに手中します。
できることに集中し、この方法ではムリと思えば違う方法を試します。
先ほどの「〇〇します」と同じです。

自分のモチベーションが高まる言語パターンを知る



人には、モチベーションを高まる2つの言語パターンというものがあります。

到達型(目標志向型)と問題回避型です。

 

≪到達型(目標志向型)の言語パターン≫

到達型の人の【特徴】として、目標が定まるとモチベーションが高まります。
到達型の人は、目指すべき目標がないとやる気が全くでません。
手に入れたい、達成したい、欲しいという強い欲求が生まれます。
逆に、目標に至るために発生する問題点などを認識するのが苦手です。

到達型の人の【具体的なモチベーションの高め方】として、
①実際に移住や2拠点生活をしている人のYouTube動画を視聴する。
②移住や2拠点生活をしたい場所、部屋、生活している写真やカタログなどを
目に入る場所に貼っておく。
③目標達成するための計画を立て、期限を決める その計画を毎日見る。

≪問題回避型の言語パターン≫

問題回避型の人の【特徴】として、避けるべきリスク、解決すべき課題など、
どのようにして問題を解決するかに対してモチベーションが高まります。

問題回避型の人は、目標そのものよりも、目標に至るまでのリスク、問題を解決する
見通しが立つことが大切なのでリスクや問題に対応できる方法を見つけると安心感が
生まれます。

ただ、リスクや問題解決に意識が向きすぎて目標そのものを忘れる、手法に拘りすぎて
目的を忘れるということにもなりかねません。

問題回避型の人の【具体的なモチベーションの高め方】として、

①最悪の場合を想定して対応策(こうなった場合はこうする)をあらかじめ準備する
②目標に至るまでの問題点と解決策を書き出す、壁に貼り出す。
③問題を解決することで目標達成するというイメージ図を作る。
④目標達成することのメリット・デメリットを書き出す。

まとめ



・方法を探すよりまず決意することが大切
・「〇〇したい」ではなく「〇〇します」で目標を定める
・自分の言語パターンを知ってモチベーションを高めるための工夫をする

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