【感動】沖縄での研修は感動でした!

沖縄での研修スタート!

沖縄での研修がスタートしました。

朝9時~16時まで毎日10名ほど対し、火曜日から土曜日まで5日間の日程で研修を行います。

毎日、自分の気持ちを高めて研修に挑みました。

沖縄の社員の方々は、ほぼ全員が研修を受けるのは初めてだということで、受講した社員の方々も私自身にとっても新鮮な体験でした。

研修を行うにあたって「オープンであること」をテーマにしました。

研修講師というと教える側と教えられる側、先生と生徒というイメージがあり、上下関係になりがちです。

でも、私自身がトラック・ドライバーを行っていたこと、学歴も中卒であること、「教えてやろう」という意識は全くないことなど、

すべてをオープンにしてしてから研修を行うことで受講生の参加意識が前向きになったようです。

後で聞いた話ですが「本社から研修に来ると聞いて、よい大学を出たエリートが来ると思っていたのですが、

実際に来た講師が中卒のドライバー出身と聞いて親近感が沸いた」ということでした。

研修は大成功で終了し、沖縄を後にしました。

それから3か月に1回くらいの頻度で訪問し、まだ受講していない社員への研修を行いました。

何回か訪問していく内に「社員の意欲が上がった」「お客様から褒められる社員が出てきた」などの話を聞き嬉しくなりました。

学んだことを実践するための取り組み!

しかし、「研修を開催してよかった」だけでは自己満足に終わり、研修の内容を実践し、その行動を継続してくれて

初めて成果があったということができます。

せっかく何かの気づきを得てくれたのであれば、その後の行動を本人任せにするのではなく、

会社として組織としてサポートする仕組みが作れないか?

そんな企画が提案できないか?を模索しました。

研修では、CS(顧客満足度)を向上させるための方法や考え方などレクチャーしていましたので、

その研修内容を事業所の社員全員で取り組もう!という企画を考えました。

CS向上の取り組みと題して、社員の中から推進メンバーを募りました。

推進メンバーが定期的に話し合いをし、CS向上の取り組み内容を決めていきます。

お客様から“ありがとう”と言ってもらった経験を朝礼の場で発表したり、CS向上宣言&顔写真を張り出したりと

いろいろな企画を社員全員で取り組んでいきます。

そして、約2か月後には今までの取り組み内容をまとめて報告会を行いました。

業務終了後、全社員を集め、そこに経営陣を読んで選抜された社員が発表します。

会場もすべて手作りで、プラットフォーム上に巨大なスクリーンに映し出しながら発表していきます。

「大人しいあの子がしっかり発表しているな」

「あの社員のお客様からの“ありがとう”をもらった体験は感動した」など

経営陣も社員も真剣に耳を傾けていました。

最後、推進メンバーの涙ぐむ姿も感動を呼びました。

そして、最後の締めの挨拶で会長の『こんな感動する話や取り組みに感動した。

こんな社員をもって誇りに思う』という言葉をいただき、会場は感動の渦で報告会が終了しました。

社員自らが会社を活性化させ、会社を成長させようという意識と意欲が高まったとして経営陣から

「研修のおかげで会社が変わった。ありがとう」と言ってもらえました。

私が今まで実施してきた研修スタイルや取り組み方を評価してもらえた瞬間でした。

この経験があってから、この取り組みを全国のグループ会社に広め、展開しようということを私の目標にしました。

沖縄の社員の方々にもそう約束して「次は全国へ展開」という想いで沖縄を後にしました。

そこから私の次の戦いの日々が始まったのでした。

今回はここまで。

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