【聴覚→体感覚の記憶】10代から抱いていた「何か」を思い出す

先日、1970~80年代の昭和の歌番組を見ながら心を動かされる経験をした。
聖子ちゃんや明菜ちゃんなど、懐かしい歌を聞きながら当時の自分を思い出した。
正確には当時の感情を思い出して涙が出そうになってきた。

10代の時、お金があったわけでもなく長時間働いていた。
不満はいっぱいあったけど何かに一生懸命だった。
「何か」とは、自分の人生はきっと良くなるし、今の状況から抜け出し成功するのだというイメージを持って行動していた。

希望が私の原動力だった。

今、その希望があるか?と問うと見失っている自分を感じる。
苦しみ悶えている自分を感じる。そんな苦しみの中で私は「何か」を見出そうとしている。

15歳の時、今の自分の性格や環境を変えたくて学校を辞め仕事を始めた。

20代の頃、トラックドライバーの仕事をしながら、トラックの中で経営の勉強をしていたことが、その後の社員研修や教育部署内で役立っている。

親の手から離れて自立しなくてはと思い、あてもなく仕事もしていない時に家を出て車中泊しながら仕事を探し、アパートを借り、結婚して家族を養ってきた。

高額な自己啓発のための教材購入、心の支えとして教会に通い、NLP(神経言語プログラミング)を学び、動画作成やYouTubeなどにも挑戦し、ホームページの作り方やアマゾンクラウドの使い方などを学んだ。これら学んだ知識を使って会社の社員教育コンテンツを作成し、配信サイトを構築してきた。

全ては「何か」に不安を感じ、何か行動していないといたたまれなくなっていたから始めたことであり、それが今の自分の経験やスキルとなっている。
パワーポイントやワードでの資料作成へのこだわりが社内でも評価されるようなデザインセンスになった。

誰でもできることに時間やエネルギーを使うのではなく、私にしか出来ないこと、私だから出来ることに時間とエネルギーを投入してきた。それが自分の武器となり、それをアウトプットすることが「私」そのものであり、個性や価値となったと信じている。

50代になり「起業」の勉強をスタートしたのもその1つであり、それが私の次のステージに押し上げてくれると信じている。

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