問題に焦点を当てた7つの質問により、自分が抱える問題点を明確にする時のポイントです。
1.今、抱えている問題は何ですか?
ここで問題を特定します。
①自分自身の問題なのか?自分そ以外の問題なのかを区別する。
自分の問題を話しているか?それは他人の問題ではないか?
②「問題」と「アウトカム」の区別化が出来ているか?
問題点を話ししているのでアウトカムを話している場合がある。
③複数の絡み合っている問題を区別化し、問題を一つに特定する
『あなたの問題は何ですか?』と何回か問うことで問題点が区別化させる。
2.あなたにとって、なぜ、これが問題なのですか?
人は、自分の信念・価値観(ビリーフ)が妨げられている時に問題と感じるもの。なぜ、それが問題なのか?の信念・価値観(ビリーフ)を示す言葉を聴き取る。
3.あなたはいつからこの問題を抱えているのですか?
問題の時間軸 (タイムライン)の確認する。
昨日今日に発生した問題なのか?
長い間抱えてきたものなのか?
4.この問題で最悪だったのはいつですか?
特別な事件、出来ごとの有るか無いかを確認する。
5.誰のせいでこの問題が起きたのですか?
その問題に登場する人物を確認する。
6.この問題はあなたに(あるいは日常に)どのような制限を加えているのでしょうか?(ストッパー)
「~したい」という思いがあるにもかかわらず、それを阻害しているものがないか?
どんな時に、どんな場所で、何が起きているのか?
日常生活でついあきらめてしまうはないか?
7.望ましい状態は?
問題の中にある意識をアウトカムに向ける。
本当はどうしたいのか?
どんな状態が望ましいのか?
以上の質問をすると問題が細分化され、整理されていきます。
そして、問題ではなくアウトカムに意識を向けることができます。
問題とアウトカムの関係を知るとより分かりやすいです。
次回は「問題とアウトカム関係」について。