【コアトランスフォーメーション】自分探しの旅に出かけよう!

コアトランスフォーメーションとは?

NLPの中のパワフルなワークの一つに「コアトランスフォーメーション」があります。

普段から取り除きたいと思う自分のマイナスの感情や悪習慣の改善、そして
自分の限界を克服していく 内なる源泉=「コア・ステート」へとたどり着くためのワークです。
私は、このコアトランスフォーメーションのワークで不思議な体験をしましたので紹介します。
その前に、今回はコアトランスフォーメーションの進め方について説明します。

五つのコア・ステート


コアトランスフォーメーションは、コア・ステートにたどり着くためのワークです。
コア・ステートとは「根源的な状態」「内なる源泉」を意味します。
自分のマイナスの行動や感情、反応がコアステートに触れることで深い部分で変容が起こります。

コア・ステートは5つあります。

1.ただ在ること(Being)
2.内なる安らぎ(Inner Peace)
3.愛(Love)
4.あるがままで大丈夫という感覚(OK Ness)
5.宇宙との一体感(Oneness)

コアトランスフォーメーションの進め方


(ステップ1)取り組むパートを選ぶ
パートとは「自分の中の小さな自我」と解釈しています。
無意識に反応する身体の一部とも言えます。

ある場面に遭遇すると自分の意識では「落ち着け」と思いつつも、無意識的に「落ち着かない、心がザワザワする」などもパートの反応です。

まず、自分が変えたいと思っているパートを選びます。
「わたしの中のある部分(パート)が、わたしに好ましくない行動、感情、反応をさせます。わたしは、それをやめたい(変えたい)と思っています」

(ステップ2)最初の達成目標:目的をたずねる
「(好ましくない行動・感情・反応)をすることで、私に何を望んでいますか?そのような反応をすることで何を得ていますか?」

肯定的な意図(ポジティブな答え)がパートから出てくることを待ちます。

パートが話す?それって自分が言ってるだけじゃない?という疑問もあるでしょうが、そこが不思議な体験の所以です。

(ステップ3)達成目標の連鎖を発見する
「もし、(ステップ2の達成目標)を十分に、完全に持っている(体験できた)としたら、そのことによって手に入れたいと思う、もっと重要なものは何ですか?」とパートに質問し、答えを待ちます。
パートが答えた次の達成目標を書きとめます。

この作業をコア・ステートにたどり着くまで繰り返します。

(ステップ4)コア・ステート:内なる源泉に到達する
コア・ステートに到達したら時間をかけてコア・ステートを味わい、体験します。

≪五つのコア・ステート(詳細)≫

1.ただ在ること(Being)
この状態の時は、内から外へと自分の存在をただ意識している。
自分を見ている、自分について考えるというものではなく、単に自分であること。わたしは、ここに在ることを完全に体験する。
「Presence(在ること)」 「Fullness(完全なこと)」 「Wholeness(全体であること)」を意味する。
自分を意識するのではなく、そこに在るという状態のこと。

2.内なる安らぎ(Inner Peace)

内なる安らぎとは、どんな状況でも平静さ(おだやかで静かなこと)
静謐さ(静かで落ち着いていること)を保っていること。
この状態は、静かな統一状態ともいう。
「行動している最中でも内面は静かであること。
静寂の中にあっても生きいきしている状態のこと」
「平和的な方法とは、物事を批判して自分が好きなように人や状況を変えることではない。

3.愛(Love)

コア・ステートの愛は、ふつうの「愛」の感情より完璧で、
すべてを包み込む性質を備えたもの。
恋愛感情より、愛し愛される感情より、自己愛よりも深いもの。
すべての人、すべてのものを愛する愛のこと。
自分の中にある境界を越えたもの。人と人の境界線を越えたもの。
その愛は、無条件で自然、ただ在る。
「意識の高みに昇るとそこでは誰もが同じ名前を持っている。その名前は“愛”という」

4.あるがままで大丈夫という感覚(OK Ness)
交流分析では「自分はOKである」という感覚を持つことで人生をより充実して楽しめるとしている。
普通、OKであるとは、内的・外的な評価を満足させることを意味する
(何か自分がしたことで自分がOK、他人から自分を評価されてOKとする場合を指す)
コア・ステートのOKは、自分や他人の評価を超えた深いレベルのもの。
そのままでよしという感覚。あることをしているからでもなく、あるものをもっているからでもない。
自分が在ること、それ自体から生じてくる感覚で、深いレベルで本質的価値を感じている状態。

5.宇宙との一体感(Oneness)

「すべてはひとつの存在だという感覚」「霊的つながり」
「光に満たされた存在」「神との一体感」
「恩寵(おんちょう-恵み慈しむこと)」
「ニルヴァーナ(涅槃‐安らぎ、心の平和によって得られる境地)」
総称して“一体感”。
この境地では、個人の境界は消滅し、わたしという存在はすべてであり、
同時に何者でもない。
「わたしがすべて、すべてがわたしです。
わたしと他のものに違いはありません」
「神はわたしの中にいます。また、すべての中にいます」
「どんな神を信じていても同じです。
あなたの意識は大いなる高みまで上昇しなければなりません。
そこから、この宇宙を、内なる神を抱くあなたの本質を見るのです。
この体験をすると、自分が宇宙全体と完全にひとつであるという感覚を
持ち、すべての命と完全にひとつであるという至福に満たされる。
人類、地球上のすべての生物、木や植物、空気、水、地球とひとつであるという体験。
一体感の体験は、霊的な色合いがあるが宗教や霊的信条と衝突することはない。また無神論者の人にも、この体験は有益である。


(ステップ5)コア・ステートを用いて達成目標の連鎖を逆戻りする
内なるパートは、コア・ステートを体験するためには、まず達成目標を最初から最後まで全部通らなければならないと考えているようです。
コア・ステートは、行動を通して得られるものではありません。
コア・ステートを体験する方法は、ただその中に入り、体験するだけでいいのです。

こんな感じで進めます。
なかなか説明しても難しですから私の体験記録を次の回で掲載します。

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