【挑戦】「私のやってきたことは他の場所でも通用するのか」

プロジェクトが始まりました!

人材育成・教育のプロジェクトに参加することで私の活動範囲は大きく拡がり、全国の社員(約3万人)が対象となります。

「私が今まで行ってきた研修スタイル、教育方法が全国でどこまで通用するか!」が、私の次の目標になりました。

今までのスタイルがどこまで通用するのか、自分の実力を知るという想いを胸に全国から集まった9名のメンバーと

スタッフ5名が初顔合わせをしました。

その集まったメンバーで合宿を行い、これから行う研修の内容を学んだり、進め方を話しあったりします。

全国から集まったメンバーの参加目的もさまざまで、ある人は「とにかく行って来いと言われたから」

ある人は「定年前の最後のご奉公に」ある人は「旅好きで全国を研修で旅行できる」などなど。

そんな中で私は異様に鼻息が荒い、気持ちだけが空回りしている状態でした。

「私は私の目標に向かって進むのみ」という気持ちで自分のやる気を高めました。

初めての沖縄へ

プロジェクトメンバーで全国を分けて各会場で研修を開催していきます。

私の担当する地域の一つに「沖縄県」がありました。

沖縄にあるグループ会社の社員に研修するため沖縄に行くことになりました。

月曜日に沖縄へ移動し、火曜~土曜日までの5日間、朝9時~5時まで研修を行います。

沖縄の会社が毎日10名以上の参加者リストを作り、準備してくれていました。

私にとって初めて沖縄県に足を踏み入れ、沖縄にいる社員に話をすることになります。

「沖縄の人ってどんな感じなのだろう」

「快く受け入れてくれるかな」・・・

などの不安を抱えて那覇空港に降り立ったことを今でも覚えています。

迎えに来てくれた社員さんの車に乗って会社に向かう道中、初めての沖縄の街並みに驚きに連続でした。

今では全国展開のチェーン店が進出して沖縄っぽさは少なくなってきていますが、

今から12年前の沖縄は、アメリカ時代の雰囲気が色濃く残っている地域がたくさんありました。

中古車の価格を米ドルで表示している店も当たり前でした。

日本でありながら外国に来たような感覚になる場所が沖縄です。

沖縄に行った方も同じような感覚ではないかと思います。

初めての土地と研修への不安を抱えながら期待と不安の1週間が始まったのでした。

つづく

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